冷え性 子供

子供の冷え性の原因と改善方法

子供の冷え性の原因と改善方法

 

子供の冷え性

 

子供の体温は普通なら高く、いつでも体が温かいものです。一昔前は冬でも半袖や短パンで過ごしたがる子供も珍しくありませんでした。

 

 

 

ところが、最近は、子供や幼児でも手足が冷える冷え性が増えているそうです。なぜ子供や幼児の冷え性が蔓延しているのでしょうか。子供の冷え性の原因と改善方法をご紹介します。

 

 

 

体温は低くないのに手足の先だけ冷たくなる子供や幼児の冷え性は、下痢、便秘、寝つきが悪い、夜泣き、寝起きが悪い、発熱、風邪をひきやすい、アトピー性皮膚炎、イライラしやすい、集中力の低下などの症状を引き起こします。

 

子供の冷え性の原因と改善方法

 

たかが冷え性とは決して言えません。子供の冷え性は、生活習慣が大きく関係していると考えられています。大きな原因となっているのは、就寝時間が遅いことです。

 

 

 

大人に合わせて生活をしていると、寝る時間が遅くなります。夜更かしをして睡眠時間が足りないと、子供であっても自律神経が乱れます。自律神経が乱れるとうまく体温調節できずに冷え性になってしまうのです。

 

 

 

幼児期から健康的な睡眠習慣を身に着けるようにするには、子供の努力というよりは親の努力が必要です。夜更かしして起きる時間が遅くなるなら、昼寝の時間を増やすのではなく、就寝時間を1時間早めてみましょう。遅くまでダラダラとテレビやタブレットを見るのをやめましょう。

 

運動不足

 

運動不足も冷え性を招きます。現代の子供たちは、都会では屋外で遊べる場所があまりないため、外でほとんど遊ばない子供が増えています。たまに子供を見かけても、公園などに座り込んでゲームをしている姿を見かけます。

 

 

 

子供たちが遊べる機会や場所が減っているために、年々筋力が低下しています。室内でも体を動かして遊べるグッズを活用してみましょう。トランポリン、ジャングルジムなどは子供が筋力をつけるのにぴったりです。

 

 

 

サンドバッグなども楽しく運動するのに役立ちます。お子さんを水泳教室や体操教室などに通わせるのも良いでしょう。休みの日には家族でハイキングに行ったり、買い物に行くときには子供を抱っこせずに自分で歩かせる、小さな荷物を子供に持たせることなども筋力をつけるのに役立ちます。

 

 

 

筋肉がついてくると体の熱生産量が上がって、冷え性が自然と改善されてきます。体を動かした後は、水分補給も忘れずに。冷たい飲み物や砂糖の入ったジュースなどよりも、白湯や温かい麦茶などを飲むと良いでしょう。冷たい飲み物のとりすぎも体を冷やしてしまうのでほどほどにしましょう。