寝る時の冷え性対策と毛布の掛け方
寝る時の冷え性対策
冷え性の人にとって冬は辛い季節です。起きている時は暖房などで部屋をある程度暖かく保てますが、困るのは寝ている間。いくら寝巻きやガウンを着込んで寝ていても寒くてよく眠れない夜を経験した人は多いと思います。
あるいは寝ている間は自覚がなくても、「睡眠時間は十分足りているはずなのになんだか身体が疲れている」という場合には、睡眠中に身体が冷えていて実は熟睡ができていないのかもしれません。ちょっとした工夫で同じ寝具でもかなり暖かく眠れることを覚えておくといいでしょう。
例えば羽根布団と毛布を使っている人は、シーツの上に毛布、毛布の上に羽根布団をかけて寝る人がほとんどですが、羽根布団と毛布を逆にするだけでも保温効果が全然違います。
羽根布団は身体の熱によって膨らみ、一晩中心地よい眠りを約束してくれる寝具ですが、間に毛布があると身体の熱が遮断されてしまってせっかくの優れた効能を活かすことができません。
ですからベッドメイクをする際にはシーツの上に羽根布団、そしてその上に毛布をかけるようにします。こうすれば一晩中寒い思いをせずにぬくぬくと眠れるはずですから、ぜひ試してみてください。
また、せっかく上部を暖かくしても身体の熱はマットレスの下部からもどんどん逃げていきますから、下にも毛布を敷くとさらに暖かさが増します。
お布団の中
寝る時に冷え性の人が嫌がるのが、お布団に入った瞬間に感じるひやっとした冷たさ。この冷たさを解消するためには就寝の30分ほど前に湯たんぽを入れておくのも悪くないアイディアです。
こうすれば足を入れても中が冷たくないので、ゆったりと足を伸ばして眠ることができます。電気毛布を使うのもおすすめです。
電気毛布にすると電気代が気になるという人もいるかもしれませんが、電気毛布の消費電力はわずか50Wですから月の電気料金に換算してもせいぜい500円程度。寝る前は少し暖めにセットしておいて、布団に入ったら目盛りを弱にすれば強すぎることもありません。
寝ていて肩がすーすーと寒いという人には肩用の毛布「ショルダーウォーマー」もおすすめできる対策のひとつです。ショルダーウォーマーをかけて寝るとすきま風が肩口から入ってこないので、暖かくぐっすりと眠ることができます。
肩凝りに悩まされている人は寝ていて肩が冷えるのが原因かもしれませんから、ぜひショルダーウォーマーを利用してみてください。これで長年の肩凝りが解消するかもしれません。