冷え性 20代女性

20代女性に多い冷え性のパターン

20代女性に多い冷え性のパターン

 

20代女性の冷え性

 

冷え性は何も年配の人だけの悩みではありません。若い20代女性でも冷え性で悩んでいる人は大勢います。この冷え性は放置しておくと将来不妊症などの病気にもつながりますので、できるだけ早めに治しておくのが得策です。

 

 

 

「冷え性」とひとくちに言っても部分的に冷えるタイプ、全身が冷えるタイプなど症状はさまざまです。ここでは4タイプの冷え性について見ていきましょう。

 

四肢末端型

 

まず最初は「四肢末端型」。20代はもちろん、10代の女性に最も多いのがこのタイプの冷え性です。四肢末端型では手足の先が冷たくなり、夜寝ていても寒くて熟睡できないというタイプです。

 

 

 

これはダイエットをしている女性に多いタイプの冷え性で、食事量やカロリー不足で熱生産量が少なくなり冷えにつながります。

 

20代女性に多い冷え性のパターン

 

「内臓型」は手足の表面は冷たくないけれど内臓が冷えているタイプです。生野菜やフルーツをメインにしたダイエット生活を送っている若い女性の場合、身体の芯が冷えきっていて消化器が冷たくなっています。内臓が活発に働いてくれないので腸にガスが溜まることも多いようです。

 

 

 

「全身型」は冷え性の中では少ないタイプですが、原因としてはストレスや運動不足、基礎代謝の低下や運動不足などを挙げることができます。

 

下半身型

 

「下半身型」の冷えも多くの女性に見られます。下半身だけがいつも寒くてたまらないのに上半身は冷えが見られず、むしろ頭や顔はぼーっと熱い感じがするので、「冷えのぼせ」などとも呼ばれています。

 

 

 

冷え性だと自覚している女性のうちの約半数は冷えのぼせだと言われています。寒いのにもかかわらず手の平や足の裏にじっとりと汗をかく、あるいは運動をした後に胸から上だけどっと汗をかくなどといった症状が冷えのぼせの典型的なものです。

 

 

 

この冷えのぼせの原因は自律神経の失調や水分代謝の異常などと言われています。冷えが嫌だからといって長時間湯船に浸かるのもあまりおすすめできません。身体の芯が温まる前にのぼせてしまう危険があるからです。

 

 

 

首の部分がぴったり閉じている服を着るのもやめた方が無難です。冷えのぼせの人は胸や首の辺りに汗をかきやすいのですが、その熱と汗をうまく発散させてあげないと身体を冷やしてしまいます。

 

 

 

冷えのぼせを改善するためには首の後ろを温めて副交感神経が優位な状態にしてあげることが大切です。特に寝る前にこの部分をタオルなどで温めるとぐっすり熟睡できますのでぜひ試してみてください。