冷え性 ためしてがってん

「ためしてがってん」でも取り上げられた冷え性対策

「ためしてがってん」でも取り上げられた冷え性対策

 

冷え性対策

 

冷え性は何も中高年以上の人たちだけの問題ではありません。10代や20代でも冷え性に悩んでいる人(特に女性)が多いというのが現状です。

 

 

 

冷え性の原因としては極端なダイエットや運動不足、脂っこい食事の摂り過ぎ、そしてストレスなどが挙げられていますが、血管の老化も冷え性の大きな原因のひとつだという事実がテレビでも大きく取り上げられて話題になりました。

 

 

 

冷え性の原因として血管老化をクローズアップしたのはNHKの人気番組「ガッテン!」。

 

 

 

「ためしてがってん」を受け継いだ「ガッテン!」は毎回とてもためになる話題をテーマに取り上げていることで有名ですが、この番組の2017年2月8日(水)放送分「危ないタイプの冷え性も改善、血管ストレッチ若返りストレッチ術『血管のばし』」で冷え性のメカニズムとその対策法がわかりやすく取り上げられ、大反響を呼びました。

 

冷え性には危険なタイプもある

 

冷え性というと、ただ単に身体が冷えて辛い思いをするだけで重大なトラブルではないと考えている人がほとんどですが、実は冷え性の中には血圧が大きく変動する危険なタイプのものもあることが番組で指摘されました。

 

 

 

血圧変動タイプの冷え性に悩んでいる人は自律神経が乱れていたり血管が固くなってるので、早めに循環器内科などを受診しておかないと脳梗塞にまで発展する危険があるというのです。

 

 

 

最近は10代の女性でも血管年齢が実際よりも高いケースが多くなっており、これを改善するための「血管のばし術」が番組で紹介されました。血管を伸ばす部位は脚に集中していますが、毎日10分も行えば確実に血管が若返るということなので、自宅でぜひ実践してみたいものです。

 

「ためしてがってん」でも取り上げられた冷え性対策

 

まずは太ももの「大腿動脈(だいたいどうみゃく)」伸ばしですが、大腿動脈とは脚の付け根の部分(鼠径部)から膝上にかけて伸びる動脈のことです。正座をした状態から両手を床に付けて片脚を後ろにゆっくりと伸ばすことによってこの大腿動脈をしっかりと伸ばすことができます。

 

 

 

「膝窩動脈(しっかどうみゃく)」と呼ばれる、膝の後ろの動脈を伸ばすことも大切です。膝窩動脈を伸ばすためには中腰の状態から片方の足を前に出し、出した足の膝を両手で押します。

 

 

 

痛気持ちいいぐらいまで押すことがポイントです。これにふくらはぎの血管を伸ばすエクササイズも加えれば、老化した血管をかなり若返らせることができますので試してみてください。ストレッチは即効性が期待できますが、数日サボるとすぐに元に戻ってしまうので毎日地道に続けることが大切です。